終わりは始まり:すべての大学から連絡が来ました!

マレーシアでA Levelを受験するということ

2022年4月30日、ついに志望校全ての大学からの結果が届きました!

ども!2022年1月25日にUCASでイギリスの大学5校にアプライしてから3ヶ月以上、大学からのオファー(合格通知)を待っておりましたが、4月30日をもちまして、やっと、ホントにやっと!全ての大学からの結果が届きましたのでご報告いたします。
結果は2勝3敗。5校とも全て入学条件(requirement)は満たしていたものの、合格通知をいただいたのは2校でした。
18ヶ月でAレベル(AS/A2レベルどちらも)の結果を獲得してからアプライしてみて、わかったことを以下にまとめました。

考察①:入学条件を満たしていても合格しない!?

まず、2022−2023年の入学審査は、非常に時間がかかりました。どの大学も例年はアプライしてから数週間~1ヶ月程度で結果が出るらしいのですが、今年はコロナ後ということでアプライが多かったらしく、どの大学も手こずったみたいです(と、カレッジの先生が大学に問い合わせた結果として教えてくれました!)。3敗のうちの1校は、Personal Statementの内容が若干違っている学部へのアプライだったんですけど、予想通り受け入れてもらえませんでした。やはりPersonal Statementはかなり重要なんじゃないかなと思いました(Personal Statementについて詳しくはコチラ)。また、入学条件(=Aレベルでの獲得スコア)は満たしていても、世界ランキング10位以内の大学は、相当厳しいという感触を持ちました。Personal Statementだけじゃない、インターナショナルスクール名やカレッジ名、もしかしたら国籍も見ているんじゃないか?と疑ってしまうほど、何が足りなかったのかは不明です。

考察②:Aレベルの結果が全て出ていれば、「無条件合格」がもらえる

今回かなり心配していたのが、18ヶ月でAレベルを取ってイギリスの大学にアプライするということです。イギリスの学生(=24ヶ月でAレベル獲得)とは違うので、ネット記事などの情報が皆無でした。事前に知りたかったのは、「18ヶ月とはいえ、正式にAレベルの結果を獲得している場合は、条件つき合格なのか、無条件での合格なのか?」というところでした。結果は後者、「無条件での合格(Unconditional Offer)」でした。これは公平なのか?と思ってしまいますが、24ヶ月でAレベルを獲得する学生たちが今回同じタイミングで大量にアプライしているわけで、その学生たちはA2レベルの試験はこれから(2022年5月)受けるので、「条件付き合格(Conditional Offer)」しか出ないんです。その中での無条件合格って、もらっちゃってイイの?という気がするんです。でもま、それも鑑みての合格なんだろうから、イイんでしょうねきっと。

考察③:Aレベルの結果が全て出ていれば、追加数学試験は受験不要

希望学部を数学とした場合、いくつかの大学では「MAT」や「STEP」という追加数学試験を受けてね、と条件に書いてありました(追加数学試験についての過去の記事はコチラ)が、Aレベルの結果が全て揃っているアプライであれば、追加数学試験は不要でした。実際「STEPが必要」と書いてあった大学から「無条件合格(Unconditional Offer)」を4月末にいただきました。

結論!18ヶ月のAレベル獲得inマレーシアは、とっても良かった!

長きに渡りお伝えしてきた「マレーシアでのAレベル獲得」ですが、18ヶ月という短さでの勉強はホントに大変でした。が、今思えば、2年かけてゆっくり勉強するより、ぎゅっと集中して終わらせることができた上、大学からの結果が無条件合格なので、合格通知から9月の入学までの時間がたっぷりあり、結論としては18ヶ月のAレベル獲得にして良かったな!と思いました。

佐野元春さんも「グッドバイから始めよう」で歌ってました「終わりは始まり~♪」って。Aレベルはこれで終わりましたが、これからが大学本番の始まりです。大学への入学までの準備や入学金、寮などの情報は番外編としてお伝えできたらなと思います。それではみなさん、またいつかお会いする日まで、ごきげんよう~!