数学科はAレベル以外の試験も必要?!
大学の数学科の募集要項をよくよく見て見たら…
こんにちは。現在自主的にイギリスの大学調査月間でして、日々イギリスの大学の募集要項を読み込んでおります。いや~、よく読みこんでみて良かったです。だって、Aレベルの結果だけでは学校に入学させてもらえない学部があるってことが分かったんです。「募集要項(Entry Requirement)」にはいくつも項目があり、「Aレベル以外の試験結果による要件」や「英語習熟度」や「海外留学生」など自分に該当するかどうかを自分で確認する必要があります。イギリスのいくつかの大学の数学科は、特に要注意!です。Aレベルの試験以外にも数学の試験を受けることが明記されている場合があります。
Aレベル試験以外に、数学のテストが4種類もある!
おい!って感じです。いままさにAレベルの勉強をすごく頑張っているのに、Aレベルが終わったらすぐ他の試験を受けなきゃなんかいっ!仕方なく調べてみたら、いくつかの大学の数学科にアプライするには、Aレベルの試験結果を出すほか、「入学試験(Admission Test)」を必須で受けてね。って募集要項に書いてありました。選択肢がいくつかあってどれかを受ければいいよ、だったりします。ええいっ、こうなったらその追加テストってぇヤツを調べてやるぅ!と調べたところ、「MAT」「STEP」「TMUA」「AEA」の4種類ありました。違いは以下の感じです。
おそらくAレベルの結果だけじゃ決められないんじゃ…
たとえばインペリアルカレッジは、10月15日以前にUCASを通じて応募したらMATを受験、それ以降1月15日の締め切りまでに応募したらSTEPを受験という違いがありました。たとえばウォリック大学は、選択肢は全てで、どれか1つ受ければ良いとありました。あくまで憶測ですが、Aレベルの結果って、みんな頑張ればAやA*(エースター)を狙えるんです。だからこそ、大学側としてはAレベルの結果だけじゃ定員を決めづらいのではないかと思うんです。応募者全員が募集要件に達しているor超えていたら、学生数をどうやって定員まで絞るの?って場合、もちろんPersonal Statementも見るでしょうが、Aレベルより難しい数学の試験結果を定員を決める指標とするのではないでしょうか。あくまで憶測ですよ。
日本のBritish Councilでも数学のテストが受けられるそうです
提供機関がCAAT(Cambridge Assessment Admissions Testing)の場合、世界中のブリティッシュカウンシルもテスト会場センターとして承認を受けているそうです。念のため東京のブリティッシュカウンシルに「STEPの受験は可能か」問い合わせてみたところ、OK!という回答を頂きました。多分「MAT」も「TMUA」も東京で受験可能なのではないかと思います。