iGCSEの数学と理科にある、「コア」と「エクステンデッド」

中高生(Secondary)

理解しておく必要がある、iGCSEの数学

iGCSEの数学には、通常の「数学」(Mathematics)と、もっとむずかしい「数学」(Additional Mathematics)があります。
「通常の数学」は受験必須です。iGCSEの科目についてはコチラ

通っているインターナショナルスクールにもよりますが、
数学の成績が良い上位数十人は、
Year10でiGCSEの通常の数学(Maths)を受験します。
そしてYear11で難しいほうの数学(Add Maths)を受験します。
対象者には、
「普通の数学はA*(エースター)取れよ~。Bなんか取ったら来年も普通の数学、受けさせてやる!」
という学校からの念が入っています(笑)。

で、普通の数学の難易度ですが、
日本で中学受験算数を解いてきた子なら、塾に行かなくても解ける!
過去問で足慣らしすれば88%以上、いや満点狙えます。
テストは2つのPaperを別日に受験します。
1つは1時間半、もう1つは2時間半のテスト時間です。
2種類合わせて88%をクリアしたら、A*というわけです。

理解しておく必要がある、iGCSEの理科

iGCSEには「理科」という教科はなく、「物理」「生物」「化学」に分かれています。
最低でもどれか1つは必ず受けねばなりません。
もちろん、2つでも3つでも受験してイイんです。
勉強量がたくさんになってしまうので、あまりお薦めされていませんが。

数学と理科には「コア」と「エクステンデッド」がある!

今回お伝えしたいのはこれ。「コア」と「エクステンデッド」。
違いは何かというと、ズバリ以下です。原文はコチラ

  • 「コア」っていうのは、広く一般的な学生向けであり、取得できるスコアはCからGとなります。
    Gが取れなければUという不合格(Ungraded)になります。
  • 一方、「エクステンデッド」というのは、より学術的で高度な知識を必要とし、取得できるスコアはA*からEとなります。
    EがとれなければUという不合格(Ungraded)になります。
     

Target Grades                           Grades Available

Core Curriculum                           C D E F G

Extended Curriculum                     A* A B C D E


実際聞くところによると、コアを受けさせる場合というのはあまりないようです。
みんなA*に向かって頑張ってるんだもん。どうせならエクステンデッドでいきたい!