「英国義務教育終了資格」iGCSEの科目
iGCSEは、日本の高校2年生で受験
iGCSEとは「International General Certificate of Secondary Education」の略で、
UKの義務教育試験「GCSE」のインターナショナル版です。
iGCSEはケンブリッジ・アセスメント(Cambridge Assessment)というUKの教育機関が主催しております。
英国式インターナショナルスクールに通うなら必ずYear10とYear11で全員通る道です。
なんせ、Year10からはiGCSE用の授業しかないですからね。
UKは義務教育がYear11(日本でいう高校2年生相当ですが16歳)で終わります。
日本は、高校3年生卒業見込みの段階で大学受験が可能ですが、
UKはYear11までにiGCSEを取得しても、大学に申し込み(アプライ)はできません。
シックスフォームやカレッジで、2年かけてAレベルを取得して初めて、大学へアプライできます。
結局、日本と同じく18歳まで勉強してから大学、ってことです。
iGCSEの必須科目
iGCSEには、英語、数学、理科という必須科目があります。。
英語のなかに「第一言語としての英語」(First Language)と「文学」(Literature)があり、
「第一言語としての英語」は必須です。
数学のなかにも通常の「数学」(Mathematics)と、もっとむずかしい「数学」(Additional Mathematics)があり、
「通常の数学」は必須です。
理科は「物理」「生物」「化学」のうち、どれか1つは必須です。
上記3科目は必ず取らねばならない、必須科目ですが、
iGCSEは最低で合計5科目を取らねばなりません。
では、ほかにはどんな科目があるか?
もんげーたくさんあります。70科目以上ですって。詳細はコチラ
その科目を受験するにあたり、授業が開催されるかどうかは、
通っているインターナショナルスクールによります。
iGCSEの履修科目は将来の方向性を決める!
中学3年生か高校1年生で、将来の方向性なんか決められないよ~っ!
でも、だいたいでいいので、自分が突き進んでもいいと思う科目を決めないといけません。
Year10から履修しなくてはならないので、Year9のうちに決めます。
将来を今決めるなんてマジ無理!なので、
興味がある/得意な科目を取り、苦手/興味の薄い科目は必須以外取らない。
そんな感じで決めます。
ちなみに英語が第一言語として生きていない生徒たちには、
英文記述のある科目は避けたほうがいい傾向にあります。
「ぜったい取らないほうがいい!」と先生に言われるのは、
英文学(Literature)、歴史(History)、経済(Economics)などです。
一方、「取ったほうがいい!」と先生に言われるのは、
経営(Accounting)、物理(Physics)、コンピュータサイエンス、美術(Arts)などです。
いいスコアを取って、次につなげることが大事なんですね~。