iGCSEが終わったらカレッジ?それともシックスフォーム?

中高生(Secondary)

カレッジって、なんだ?

日本で「カレッジ」というと、短大のようなイメージがありませんか?
そうです、当たりです。
短大とかカレッジといえば、「ディプロマ」というレベルの資格をゲットできるところです。
でもね、マレーシアのカレッジは「ディプロマ」を取りに行くだけではないんです。
いろいろなコースがあり、
AレベルやCIMP、AUSMATなど大学に入学する資格を取るためのコースや、
会計士など大学卒業資格ではない資格を取るためのコースなども併設されています。
大学(University)が併設されているカレッジもあれば、
カレッジだけ単体で設立されている場合もあります。

ここでお伝えしたいのは、

インターナショナルスクールが終わったら、カレッジで「大学に入学する資格」を取って、大学に入学する

という選択肢がある、ということです。
カレッジに行くけど、ディプロマを取りに行くんじゃない、んですね。

カレッジにも、入学の際に必要とする英語レベルがあったりします。
例えばマレーシアのカレッジ:Aレベルコース に入学するためには、
iGCSEの英語結果で、
First(ネイティブ)なら最低でも「C」、
Second(第一言語ではない)なら最低でも「B」が必要になりそうです。
あ、iGCSEの英語は、ネイティブとノンネイティブの2種類あるんですよ~、って、
まだご覧になっていない方はコチラ

 

シックスフォームって、なんだ?

一方、いくつかの英国式インターナショナルスクールには、
Year11(=IGCSEを受け終わる最終学年)が終わった後、次のコースがあります。
「Year12/13」とか呼ばれたりもするようですが、
「シックスフォーム(Sixth Form)」ともいいます。
ここでの選択肢はAレベルしかありません。
規模は小さめで、各教科の先生は、セカンダリの先生が兼ねていることもあります。
Aレベルは「ASレベル」と「A2レベル」に分かれているため、
それぞれ1年ずつ、合計2年かけてAレベルを取ります。

選ぶ時のポイントは、「手厚いサポートが受けられる」かどうか

ぶっちゃけ、学校の先生に相談しちゃいました…。
日本の学校では、担任の先生が相談も受けてくれていたと思いますが(今はどうだろ?)、
英国式インターナショナルスクールでは、
出席を取る担任の先生(=チューター)に聞いても教えてもらえません。
「その分野に詳しい先生に聞いて」と、取り合ってすらくれないかも。
なので、チューター先生には、「誰に聞いたらいいの?」という相談をしましょう。
詳しい先生に相談したところ、それぞれの良い点を教えてくれました。

カレッジ=大きな組織のカレッジほど実績がある
シックスフォーム=小さな組織なので、相談や手続きのサポートは手厚い

の傾向にあるようです。
真ん中を取って、小さなカレッジが一番いいんじゃね??ということです。