iGCSEの英語はFirstで受けるか、Secondで受けるか?
英語のFirstとSecondの違い:試験内容
えー、ややこしい話をします…。
そのまえに、この記事は、ケンブリッジ・アセスメント(Cambridge Assessment)という
UKの教育機関が主催しているiGCSE試験についてのお話です。
iGCSEの英語試験には、
ファースト・ランゲージ(First language)とアズ・ア・セカンド・ランゲージ(as a second language)
と2種類あります。
なんで2種類あるんだ?なにがちがうの?
と、長年悩んできましたが、やっと少しわかってきました!
まずはシラバス(試験内容)に違いがあります。
ファースト・ランゲージ: 長文を読んでライティングするのみ
アズ・ア・セカンド・ランゲージ: リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング
ライティングしかないなら、ファースト・ランゲージを受けたいな~
というわけにもいかないようです。
そのライティングとは、小説家のような、新聞記者のような、高度なライティングが求められるそうです。
一方セカンド・ランゲージは、説明的文章が読んで書けて聞けて話せればよいとのこと。
英語のFirstとSecondの違い:英語で生きているか、そうでないか
読んで字のごとく、ファースト・ランゲージとは、英語を第一言語として生きている人向けの試験です。
そしてセカンド・ランゲージは、英語以外の言語で生きているものの、英語を第二言語としている人向けです。
日本語で生活している日本人は後者ってことかな。
iGCSEはUK以外の世界中で行われる試験なので、たくさんの生徒がセカンドの対象となります。
どちらもスコアはA*(エースター)からGまであります。
英語圏のパスポートがなければセカンドを受けないといけない、というような決まりはありません。
ファーストを受けたほうが、海外の大学に入りやすい、というわけでもないそうです。
あくまでも自分の受けたい大学がそのスコアをどう見るか、らしいです。
どちらを受けても、大丈夫なんだって!
マレーシアの英国式インターナショナルスクールに通う日本人なら、
学校の指定がなければセカンド・ランゲージを受けて合格したいものです。
が、学校がファースト・ランゲージの試験しか提供しない場合がありまして、
その場合は学校以外の教育機関に行き、個人でセカンドの英語を受験しなくてはなりません。
日本語が第一言語であっても、ファースト・ランゲージを頑張って受けたい人に朗報です。
結論は、どちらを受けても大丈夫なんだって!
ただし!不合格(:Ungraded)を取ってしまうと、将来に支障が出るかもしれません。
気をつけなはれや~(チャンカワイ風)