英語だけじゃナイ!iGCSEは異なる2言語を受験

中高生(Secondary)

iGCSEは5種類の科目範囲から、7種類の科目を選択する

iGCSEはケンブリッジ・アセスメント(Cambridge Assessment)というUKの教育機関が主催しております。
ほかにも機関はありますが、これはケンブリッジ・アセスメントの試験と資格提供機関についてのお話です。

iGCSEは、以下 5つの科目範囲があります。

  • グループ1:言語(第一言語、第二言語、外国語)
  • グループ2:人類学と社会科学(地理、歴史、文学、経済、社会学、地域社会学)
  • グループ3:科学(農学、生物、化学、物理、環境管理)
  • グループ4:数学(数学、追加数学、国際数学)
  • グループ5:創造的と専門的(経営学、会計学、美術、コンピュータサイエンス、デザインテクノロジー、演劇、食品衛生、音楽、体育、旅行学など)
 

7種類の科目を選択するには、以下3つのルールがあります。

  • グループ1から、 異なる言語2科目を選択しなくてはならない
  • グループ2-5の中から1科目づつ選択する
  • 7科目目はどのグループから選択してもよい
     

第一言語、第二言語、外国語の中から選ぶ

ルールにあるように、 グループ1から2言語選ばないといけないんです。
マレーシアの英国式インターナショナルスクールでは、
おそらく 英語と何かもう1つ言語を選択して勉強してきたはず。
そして学校によっては、英語は第一言語として受験しなくてはならない独自ルールがあったりする。

第一言語として受験するのか、はたまた第二言語として受験するのか?
外国語として受験することも可能です。
学校で勉強してきた結果を見て、どのレベルで受験するかを決めたりします。
もう1つの言語で多く選択されているのが、中国語です。
マレーシアでは英語、中国語、マレー語を話しますから、当然といえば当然。
そして2019年より第一言語として受験科目が追加されたマレー語も、結構受験しています。
 

日本語が選べなくなった今…

以前お話ししたように、
日本語という試験科目は終了してしまったため、選択肢から消えてしまいました(泣)。
日本語の終了について、まだご覧になっていない方はコチラ

日本語を選択できなくなった今、英語ともう1つ、日本語ではない言語を学ばないといけません。
その試験内容は、読み/書き/聞き/しゃべり の4つの要素を含みますので、
英語以外にもしゃべれる言語を習得しないといけない!
ただでさえ英語の勉強で手一杯なのに、もう1つの言語も勉強せねば!
結構マジでがんばらねば!です。