iGCSEの試験科目から日本語がなくなる!

中高生(Secondary)

iGCSEの教科から日本語が消える~っっ

2018年6月期の実施を最後に、
"Japanese as First Language "(第一言語日本語の試験)が廃止となりました。
"Japanese as Foreign Language"(外国語としての日本語の試験)は2021年11月期を以って廃止されます。
日本語の試験がiGCSEからなくなってしまいますっ!
日本の少子化、人口減少を感じざるを得ない事実ーっ。

第一言語として試験がある言語

iGCSEで英語は必須教科でして、「第一言語」「第二言語」「外国語」としての英語試験があります。
第一言語とはその言語を使って生きている人たちが受ける難しい試験で、
第二言語とはそれ以外の言語で生きているものの、2番目に使用している言語としての試験です。
外国語とは、旅行した時に使える、限定的な言語としての試験で、少し簡単。

英語を第一言語で受験するかどうかは、通っているインターナショナルスクールによって異なります。
また、受験したいほかの言語の授業があるかどうかも、通っているインターナショナルスクールによります。
ちなみにどの言語も、試験内容はReading, Writing, Listening, Speakingです。

英語以外に第一言語として試験のある言語は以下です。

アフリカ語
アラビア語
中国語
チェコ語
オランダ語
フランス語
ドイツ語
ポルトガル語
ロシア語
スペイン語
トルコ語

iGCSEの試験教科は コチラ

第一言語として試験がなくなる言語、新規で導入される言語

第一言語として試験がなくなる言語は日本語ですが、
上記を見ると、すでに第一言語の試験が存在していない言語もあるわけです。

ちなみに今後、第一言語として試験がなくなる言語は以下になります。

日本語:第一言語(2018年6月にて廃止)
日本語:外国語(2021年11月にて廃止)
韓国語:第一言語(2021年6月にて廃止)
※韓国語は外国語としての試験はありませんでした。

一方で、新たに第一言語として加わる言語は以下になります。

マレー語(2019年4月より開始)
タイ語(2020年より開始)

うーん、人口の変遷が如実にあらわれているなぁ…