日本の中学受験レベル知識が、身を助ける!?
日本に帰らない!なら、中学を受験してから海外へ
先に申し上げておきますが、
この記事だけは、
長期駐在員のお子さんや、家族移住、
海外で学位を修めることを考えているお子さん向けの内容です。
2、3年で必ず帰国せねばならない駐在員のお子さんや、
1、2年で帰国を選ぶ親子留学のお子さんは、この限りではありません。
日本に帰らない方はおそらく、日本人としてのアイデンティティを持った、英語を話す日本人を目指していると思われます。
マレーシアで学位を修めるからといって、日本のパスポートは捨てないでしょ?
いつかは日本に戻ってずっと日本に住むかもしれないでしょ?
中学受験レベルの知識は、日本人として必要最低限を網羅していると思われます。
中学レベルの学力は、わずか12歳にして、記憶力やひらめき、応用力を養います。
最後まで第一志望をあきらめない、という忍耐力をも養うかも?!
これらは日本で学ぶからこそ養われるものかもしれません。日本は競争社会ですから…。
中学受験レベルが必要な2つの理由:その①日本語の完成度
マレーシアの英国式インターナショナルスクールに進学しても、
日本語は一生使う第一言語、我々は日本語ネイティブの日本人なんですよね。
英国式インタナショナルスクールでは、日本語を学びません。当たり前か…。
では子供が日本語に触れない、もしくは家族で日本語を使うのみ、だとどうなるか。
日本語の読み書き、語彙や話し方が乏しくなります。
われわれ日本人は、右も左も日本人だらけの日本で、
なんとも膨大な日本語に囲まれて生きているんだな~と、マレーシアに来て実感しました。
マレーシアの英国式インターナショナルスクールでは日本語に囲まれないので、
家庭で日本語を学習する必要がどうしても出てきます。だって、漢字も読めないんだよ?
中学受験レベルの日本語は、常用漢字だけでなく、むずかしい熟語の読み書きまで勉強します。
感情の表現や語彙、文章や会話から行間を読み取る推察力まで勉強するので、
日本語の完成度は高い。
マレーシアに来てまで日本語を勉強する必要は、なくなります。
中学受験レベルが必要な2つの理由:その②理数の基礎理解
中学受験の算数は、大人でも解くのが難しいこともっ💦
さらに「●●算」などという、昭和の人は習ったことがないような解き方をする…。
でもこれ、洗練された基礎理解だと思うんです。
iGCSEの普通の数学(Maths)を乗り切るレベルはあります!
言い換えると、iGCSEの数学が解けるくらいの学力を、日本語で習得しちゃうということですよ!
中学受験の理科は、「植物」から「食塩水」に「天体」「電流」まで、すばらしいほど網羅されている。
マレーシアの英国式インターナショナルスクールでいう、
「生物」「物理」「化学」を日本語で理解し終わっている状態です。
えー、まとめますと、中学受験レベルの算数や理科は、iGCSEにすんごく役立つ知識です。
あとは英国式インターナショナルスクールに通い、日本語で得た知識を英語に変換するだけ!です。
英語の事前準備は、究極、いらない!
マレーシアで、英国式インターナショナルスクールに通って英語に浸かるのなら、
究極、英語の事前準備は必要ないっス!
日本では中学1年生になると、直訳した日本語で英単語を丸暗記することがはじまりますが、
それをやらないほうが、すんなり英語が頭に入ってくる。
文法を気にして英語を話している子供なんてマレーシアにはいないから、
英語が自然と口から出るようになって初めて、
「あ、こういう文法だったのか」とわかるのが、英語を習得する順番としては望ましい。
英単語もイディオムでさえ、毎日学校で友達としゃべっている中で理解していきます。
それはもう日本語訳などせずに、英語でそのまま理解するので、習得が早い!
とはいえ「はじめての英語」には、コチラの記事も合わせてご覧ください。
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