英語が全く話せない子供のための、英語教室の選び方

最初は誰でも英語が話せない

マレーシアはマレー語と英語と中国語が飛び交っています。
でも英語で会話ができれば問題ありません。
マレーシアに住む子たちは、小さい頃から英語教室に通っています。

マレーシアに来たばかりなら、最初は誰だって英語は話せなくて当然。
しかし残念ながら英語が話せない場合、門前払いする英語教室もけっこうあります。
「英語が話せるようになったら来てね！」って…アンタ。
英語が話せないから習いに来たんですけどーっ。 

まず最初は日本語がわかる先生のいる英語教室へ

子供が小学生以下なら，英語がわからなくてもフォニックスから始めている英語教室へ通えます。
しかし子供が小学校生以上なら、
まずは日本語がわかる先生のいる英語教室に通ったほうがいい。
日本人が多く住む地域では、日本語がわかる欧米系/韓国系の先生がいる英語教室があります。
また、日本の学習塾や受験塾もありますので、その英語科目を受けることもできます。
この段階では「英語になれる」ことに重点を置くってことで、まず第一歩を。
そして家庭学習も忘れずに。  

少し英語がわかってきたら、英語教室を変える

子供が英語を理解してきたら、頃合いを見て、英語教室を変えてもいいです。
その英語教室がダメだというわけではないです。
子供には日本語が通じない環境へのステップアップが必要という意味です。
次のステップは、入塾テスト（プレースメントテスト）を実施している英語教室にチャレンジ。
カリキュラムは、Comprehensionという総合的な英語を学ぶ教室がほとんどです。
どうしても文法（Grammer）がわからない場合は、
センセイに質問するか、ウェブサイトを活用すると、理解が早いかもしれません。
たとえばこのような。http://www.grammar.cl/

英語がだいぶ理解できるようになったら、英語教室を辞める

子供が小学生や中学生なら、そんなに焦って英語教室を辞める必要はありません。
インターナショナルスクールの授業が理解できるようになるまでは、通ってもイイんです。
しかし高校（インターナショナルスクールではYear10）になる前までには、
英語教室を辞めても問題ないレベルまで英語力をつけるぞ！っていう意気込みでお願いします。
Year10になると、英語力がついている前提でiGCSEが始まりますので。  

英語は手段。ゴールは英語で各教科を勉強すること

英語習得は、スタートラインに立つための手段でしかありません。
本当のゴールは、英語で各教科を勉強することです。

英語が理解できないと、算数も理科も理解できないということになります。
日常英単語では出てこない、算数や理科にのみ出てくる単語に出会い、覚え、
問題を理解して、答えなくてはならない。

子供のペースで、でも着実にゴールに向かって進みましょう。
大丈夫！子供の英語習得は、環境が合致したとき、飛躍的に伸びます。