そのインターナショナルスクールに、英語の追加クラスはある?
英語の追加クラスとは、いろいろな形式がある
学校によりますが、
第一言語が英語ではない生徒に、英語の追加クラスを用意している場合があります。
ESLだとかTLCだとか、学校によってその呼び名はいろいろあるようです。
それはボランティア的に用意してくれている場合や、
学校の体制としてしっかり準備している場合など、
いろいろな形式があるようです。
知る限りではありますが、その形式をいくつかご紹介します。
放課後に開催される英語クラス
これはボランティア寄りかもしれません。
「学校としてやってるよ!」とは言うものの、しっかりお金を取る場合があります。
一日のすべてのクラスが終わった後に、居残って60分~90分程度英語を教えてくれます。
教科書などはなく、先生が配るプリントを皆でやったり、
コンプリヘンションという、総合的な英語の勉強をします。
「放課後」という点に注意してください。
もしバスサービスをお願いしている場合、バスは待ってくれませんし、
追加でバスを用意してくれることは、ありません。
保護者がお迎えするしかなくなってしまいます。
マレー語の授業中に連れていかれる英語クラス
これは、英語追加クラスが学校の体制として組み込まれているタイプですね。
インターナショナルスクールでも、マレーシアのパスポート(=国籍)を持っている生徒は、
バハサ・メラユ(Bahasa Melayu)という、マレーシアのマレー語の授業があります。
インドネシアのマレー語と区別するためにこう呼ぶんですって。
彼らはマレー語を必須で取らねばなりません。
でも、マレーシア国籍を持っていない生徒は、履修しなくてもイイんです。
ですので、マレー語の時間に、英語追加クラスの先生がやってきて、
追加クラスに参加すべき子を連れていきます。
連れていかれた子は、マレー語の代わりに英語の勉強をするわけです。
半年間、英語だけを勉強するクラス
カナダ式インターナショナルスクール(小学部はありません。中高部のみ。)で行われているそうです。
入学合否のテストを受け、合格したものの英語がちょっと苦手な生徒は、
半年間、そう6か月間ずっとですよ! 英語だけのクラスを受けるそうです。
ガッツリ英語ができるようになる気がしますね。
半年間英語クラスを受けた後は、正規のクラスに入るそうです。
「半年進学が遅れてしまう~っ」てことは、生徒も先生も気にしていません。
指定された時間の授業を休んで受ける英語クラス
このパターンは中高部(セカンダリ)が対象でしょうか。
セカンダリになると、自分だけの時間割になります。
詳しくはこちらをご覧ください。
なので、英語追加クラス専門の先生が指定した時間には、
ほかの教科の授業が入っているのですが、
それをおさぼりして英語追加クラスに行くしかないんです。
先生方は承知しているので、怒られたりはしません。
英語力を伸ばすのは自分
英語の追加クラスを受けている=英語がペラペラになる、ではありません。
あくまで英語の習得を加速する一助になるだけで、
英語を日常で使えるようになったり、英語で試験を受けられるようになるには、自分の努力が不可欠です。
英語の追加クラスには、早く「もう来なくていいよ」と言われたいですね!