マレーシアの教育コスト:デポジットに気をつけろ!
学費とは別に支払うもの
「デポジット」という言葉は、いろいろな意味で使われます。
銀行ATMに行くと、自分の口座に入金したいときは「デポジット」と言いますし、
浸水後水が引いた後の層なんかを「デポジット」と言います。
学費での「デポジット」は、「戻ってくるけど先に払うお金」という意味です。
敷金みたいに、保証のために先に払っておくんだけれども戻ってくるおカネをイメージすればOK!
デポジットは、入学時、進学時に必要です。
入学時には、以下のようなものを請求されるでしょう。
学校によってホントにいろいろ違うので、事前にご確認を。
- 入学テスト料(≒プレースメントテストフィー : Placementtest fees)
- 出願金(≒レジストレーションフィー : Registration fees)
- 登録料(≒アプリケーションフィー : Application fees)
- 設備料(≒ファシリティフィー : Facility fees)
- 1ターム分の授業料(≒タームフィー : Term fees)
- 預り金(≒デポジット : Deposit)
一方、進学するとき(例えばYear1からYear2に上がるとき)は、
- 1ターム分の授業料(≒タームフィー : Term fees)
- 預り金(≒デポジット : Deposit)
の2つが必要になります。
デポジット(預り金)は、
初年度は満額払いますが、翌年度からは差額を払います。
学費の上昇に伴って、デポジット額も上がる!
デポジットって、たいてい1ターム分の学費がデポジット金額として請求されます。
翌年度から差額だけを払うって、どういうこと?かというと、
例えば1年生の時のデポジット料金は6,000リンギットでしたが、
2年生になったら、7,000リンギットになるとします。
その場合、毎年その満額を払うのではなく、
昨年度払ったデポジットは繰り越され、差額の1,000リンギットだけを請求される、
ということなんです。
たいていどの学校も、学年が上がるにつれ、学費はジワジワ上がりますので、
デポジット額もジワジワ上がるというわけですな。
自分から申告しないと、自動的には返ってこない!
以前にもお伝えしていましたね、事前申告しないとデポジットは返ってこないんです。
まだご覧になっていない方はコチラ
英国式インターナショナルスクールは、幼稚園からYear11まで、
いやそのあともSixth Formとかあれば、全部で最大15年近く、同じ学校にお世話になれます。(笑)
Year6でプライマリは終わりだから、
セカンダリから別の学校に行く予定だけど、デポジットは自動的に返ってくるよね?
などとタカをくくってはいけない!
学校にもよりますが、いかなる場合でも事前申告なしにデポジットは返ってきません。
気を付けなはれや~(Chanカワイ風)