遅ればせながら、Aレベルって、なんだ？
Aレベルとは、ASとA2という2つの試験の総称
えー、いまさらですが、「Aレベル」って、何でしたっけ？
ウィキペディアによると、
Aレベルとは、アドバンストレベル（Advanced Level）という、
中等教育卒業もしくは大学入学レベルにあることを示す学業修了認定
の通称だそうです。
通常、Year12と13、もしくはSixth Form、もしくはカレッジなどの学校に最大2年間通い、
最初の1年目にASレベル、2年目にA2レベルという試験を受けます。
この2つの結果を合わせたものが、「Aレベル」なんです。
「Aレベル」っていう名前の試験は無いんだね…って、以前書いた記事に書いてあった…。
あ、まだご覧になっていない方はコチラ
英国の北アイルランド政府機関のウェブサイトにこんな表記がありました。
The AS Level is a qualification in its own right, and the AS Level together with the A2 Level forms the complete A Level qualification.
ASレベルはそれ自体が資格であり、ASレベルはA2レベルとともに完全なAレベル資格を形成します。
ですって。
ちなみにですが、ASレベルもA2レベルも、同じ科目で受験しなくてはなりませんよー。
Aレベルを受けるには、iGCSEで5教科以上、C以上が必要
そうなんです。
iGCSEで散々な結果だったら、Aレベルは受けられないみたいですよ。
どこでチェックが入るかというと、
たぶんYear12と13、もしくはSixth Form、もしくはカレッジなどの学校に、Aレベルの勉強のために進学する時です。
UCASという、大学や大学院への道をサポートしてくれる慈善団体によると、
At least five GCSEs at grades 9 to 4/A* to C.と、「iGCSEで5教科以上、C以上が必要。さらに特定の教科はB以上が必要。」とあります。
At least grade B in the specific subject(s) you want to study.
英国の北アイルランド政府機関のウェブサイトの「Entry requirements」にも同じ記載がありました。
In most cases, you need at least five GCSEs at grades A*-C. Sometimes, you need a grade B or above at GCSE in a particular subject to take it at AS or A level.
そしてなんと！日本の文部科学省のウェブサイトに、Aレベルの学歴要件がありました！
国としての規定はないが、通常、GCSE（中等教育修了一般資格試験。16歳イコール第11学年）において、
1～数科目でC（A*～Gの8段階評価）以上の成績を収めていること、
及びGCE・Aレベル（大学入学資格上級試験。18歳イコール第13学年）で2、3科目に合格していることが求められる。
…。iGCSEでC以上は取っておこう。
iGCSEで取得していなかった科目でも、受験可能
この記述は見たことが無いのですが、
でも実際マレーシアでは、「SPM」というiGCSEと同等資格を持つ高校卒業生がAレベルを目指すとき、
そもそもSPMにはない科目（コンピュータサイエンスとか）を選んでよいので、
iGCSEで受験しなかった科目に興味が沸いたとしたら、Aレベル受験科目として選ぶことが可能だと思います。
ただし、インターナショナルスクールでは、
「Aレベルの受験教科は、iGCSEで受験した最大8教科の中から、3～4教科に絞る」と聞いていました。
数学などは、iGCSEで勉強した内容がすっぽり無いところからAレベルの勉強を始めることは超大変なので、
インターナショナルスクールが言っていることが最善策なのでしょうかねー