コスパの良いマレーシアの英国式インターナショナルスクール4選
客観的に人気のある学校はどこ?
昨年6月の話ですが、Expatriate Lifestyleというニュースサイトに
コスパの良いクアラルンプールの小学校5選
という記事が掲載されました。
これはぜひ、日本語で紹介したい内容です!
英語原文との違い
英語原文は、"5 affordable Primary Schools In KL"とあります。
クアラルンプールにある、5つの、手頃な価格の、小学校
についての記述ですね。
厳密にいうと、クアラルンプールというのは
マレーシア最大の人口を誇るセランゴール州の真ん中にある地域を、
連邦政府が直轄している場所です。
東京都の23区だけは国の直轄、というイメージです。
しかし今回紹介する学校は全てセランゴール州にあり、クアラルンプールにはありません。
でもま、ネームバリュー的に、KL(クアラルンプール)と言ってしまいましょう。
選ばれた5校の内訳は、英国式インターナショナルスクールが4つ、
プライベートスクールが1つです。
マレーシアには
- 日本の公立小学校に当たる、パブリックスクール、
- 日本の私立小学校に当たる、プライベートスクール
- 日本に住む外国人が通うような、インターナショナルスクール
パブリックスクールとプライベートスクールに入学するには、マレー国籍が必要です。
インターナショナルスクールは国籍を問いませんので、対象は4選としました。
寮がある、MAZ International School
1学期の授業料(年間3学期制): RM4,750 (1年生); RM6,250 (6年生)
学生寮料金 RM25,000/年間、1年間のクラブ活動料金 RM1,200
1991年にペタリンジャヤに創設されたマズ・インターナショナルスクール。
手狭になったのでシャーアラムに大規模な校舎を構えました。寮完備です。
勉強だけでなく、スポーツや演劇などの教育にも力を入れています。
マズ・インターナショナルスクールは、日本人が全校の10%在籍していると言われています。
大学までエスカレーター、Taylor's International School
1学期の授業料(年間3学期制): RM6,500 (1年生); RM10,040 (6年生)
複数のインターナショナルスクールを経営しているテイラーグループの学校です。
KLのそれは面積が狭く、今回選ばれたのはPuchongにあるテイラー・インターナショナルスクールです。
中国語とマレー語の教育にも力を入れています。
テイラーグループは大学まで経営している上、オーストラリア式やカナダ式大学と単位交換ができます。
スバン空港の近くにある、Asia Pacific International School
年間授業料: RM18,780 (1年生); RM29,580 (6年生)
アジア・パシフィック・インターナショナルスクールは、高等教育を推進しています。
2012年に開設され、定期試験を行う学校として、生徒たちはきちんと勉強する環境にあります。
校舎はプールやその他のスポーツを行う環境を整えています。
日本人学校から一番近いインターナショナルスクールですが、日本人は少なめです。
iGCSEの結果に自信を持つ、Tenby International School
1学期の授業料(年間3学期制): RM5,930 (1年生); RM10,260 (6年生)
イポーというKLより北にある町で始まり、現在はマレーシアに7校展開しています。
KLとして紹介されているのは、Setia Eco Parkにあるテンビー・インターナショナルスクールです。
インターナショナルスクールだけでなく、プライベートスクールも併設しています。
UKの先生が非常に多く、生徒も様々な国から来ており、文武両道に力を発揮しています。
選ばれた4校は地元マレーシアでも人気校
上記の4校は、マレーシアに住む中華系、韓国系の人々も「良い学校」と口にします。
コストが年間80万円程度のインターナショナルスクールは他にもたくさんあります。
しかしそれらは、学校に英語ネイティブな先生が少ない、勉強に熱心ではないなど、
コストに見合う教育内容である場合が多いです。
そんな中、これらの4校は、コストに対して教育内容に満足する学校と言えます。
英国式インターナショナルスクールばかりが選ばれていますが、
その理由は、US式やオーストラリア式は学校数が少なく、高額だからかな。
また、カナダ式インターナショナルスクールには小学部がありません。
マレーシアの英国式インターナショナルスクールへの留学や入学を検討されているようなら、
これらの4校は入学試験にチャレンジしてみる価値アリです。