マレーシアでの生徒のワクチン接種状況
12歳以上17歳までの子供も"My Sejahtera"で接種エントリー
マレーシア政府は2021年の夏休みの間に「先生の接種率を100%にする」と豪語しており、それは「9月から学校を再開させたい」からなのだそうです。て、学校再開は10月4日にずれましたけど(8/15付けFreeMalaysiaToday)。おいおい、子供の接種はどうすんねん、て感じですが、子供の接種は親の責任において「する・しない」を決めるわけですから、学校がどうのこうの言えないんだと思います。とはいえ、12歳以上17歳までの子供もご存じ"My Sejahtera"アプリで接種エントリーできます。親の携帯で帯同エントリーもできます。"My Sejahtera"の接種エントリー後、数週間~数か月待つと、「最初の接種に来てください」と、勝手に日時と場所が決められたSMSが届き、アプリのステータスが次に進みます。日時の変更は電話で可能ですが、FAQには「Strongly Recommend to accept」と書いてありました。「行くのだ!」ってことですね。接種会場毎に「ファイザー」「シノバック」「アストラ」と分かれており、自分が打ちたい接種会場に行けるわけではありません。日本は日時や接種会場を選べるという点で「電話がつながらない」など一悶着あった気がしましたが、マレーシアは政府の力でうまく(?!)半強制的に接種を進めている模様です。
Walk-in接種もモバイル接種もある
マレーシアは2021年8月から急激にワクチン接種を加速させております。7月後半には1日最大40万人くらいジャブできたよ!という結果も出したそうで、セランゴールに50くらいあるPPV(集団ワクチン接種センター)は満員です。そして8月からWalk-in接種も始まりました。これは、接種エントリーをしたのに一向に「最初の接種に来てください」連絡が来ない人や、アプリで申請できない人、その他ガイジンなどに、門戸を開くから予約なしに来てね!という「いきなり接種」だそうです。だがしかし!ガイジンはたった1つ(ブキジャリル・スタジアム)のPPVのみ接種可能で、そこは「シノバック」だそうです。日本人ってシノバックを打つ機会が無いかもしれませんが、ここは安全に「ファイザー」で行きたいところです。一方モバイル接種とは、MOH(厚生労働省)ではない"Majlis Agama Islam Wilayah Persekutuan”(連邦直轄領イスラム宗教評議会)って機関が主催となり、8月~9月上旬まで4会場(セランゴールのみ)で移動車接種を行うそうです。接種日程等詳細情報はその会場に行って聞くしかないです。これは地域のお年寄り等を対象にしているらしいですが、「午後はガイジンでも誰でも来ていいよ」というものです。詳しくはコチラ。
子供は2021年9月中旬から接種するようです。
さて、子供のワクチン接種ですが、2021年8月13日付けマレーシアのウェブサイト「The Star」によると
12~15歳の合併症のある人、16~17歳のすべての人が9月中旬から接種を開始すると厚生労働省が発表。
とありました。16-17歳が優先されるんだー。だって、SPMとかiGCSEとか、試験が控えているもんね。ちなみにカレッジからは「接種エントリーしているのにまだ連絡が来てない生徒は学校に連絡ください。MOE(文科省)からの通達です。」とありました。カレッジ生は全員試験を控えているので、繰り上げて早く打たせてくれるのかなー、それともただの統計かなー。詳細不明が多くてすみませんが、マレーシアでの生徒のワクチン接種状況(2021年8月)なのでした。