学校のテストは、終わった後のほうが大事!
中高生(Secondary)
学校でのテストは、いい点を取ることがすべてではない
英国式インターナショナルスクールでも、各学期にテストがあります。
日本のような「中間」や「期末」テストみたいに、
すべての教科を一気にテストすることはあまりなくて、
各教科で「アセスメント」と呼ばれるテストが実施されます。
もちろん、いい点数を取ることはいいことですが、
悪い点数を取ることは悪いことではないんです。
いい点でも悪い点でも、先生が丸を付けて返却するときが大事なんです。
テストが返却される日の授業は、一番大事!
テストが返却されると、そこにはスコアとパーセントが書かれています。
スコアとは得点の絶対値で、パーセントとは100点満点のうちの割合です。
そうそう、英国式インターナショナルスクールでは、100点のテストはあまりなくて、
34問とか55問とか80%とか、中途半端な満点が多いです。
で、その授業ではまず、テストの直しをやります。
そこで、自分がどうやって解かなくてはいけなかったか、がわかります。
テスト直しが終わったら、次が大事なんです!
終わったテストに対して、3つのことを考える
テスト直しが終わったら、紙が配られます。
そこには、
Strength「強味」とTarget「次頑張ること」とRefrection「ターゲットの克服方法」
を書く欄がありまして、
今回のテストで自分が理解できていた、正解した点を「強味」に、
間違えた点はどういうところが理解不足だったかを「次頑張ること」に、
どうやってその理解不足を克服するか、その方法や勉強方法を「ターゲットの克服方法」に、
それぞれ書きます。
先生は、書いた紙をテスト用紙と合わせて集め、それを読みます。
先生と状況を共有することで、また頑張れる、というわけです。
これって、一番大事なことだと思いません?