プリフェクト(Prefect)って、なんだ?

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プリフェクト(Prefect)って、日本にはない役割

3学期に、プリフェクトの選出がありました。まるで選挙のようでした。生徒会か?
プリフェクトになりたい生徒は、立候補します。
昼休みに演説して、「自分はどんなことができるか」アピールします。
でも選挙みたいに全生徒が投票するのではなく、
プリフェクト候補者同士が投票しあって定員数のプリフェクトを決めるんです。
選出方法は学校によって違いがあるかもしれません。

で、プリフェクトたちは、みんなと違うネクタイをして、慈善活動をするんです。
転校生がなじむまで、学校のいろいろなことを教えてくれたり、付き添ってくれたり、
いろいろな行事を手伝って盛り上げてくれたり、
まさに、人助け!
ケンブリッジ辞典でPrefectを調べたら、こんな風に書いてありました。

(in some British and Australian schools) an older student who is given some authority and helps to control the younger students

日本語に訳すと、こうなります。

(英国や豪州の学校で)権威を与えられて、下級生の面倒を見る上級生

生徒会ではないんです。こんな素敵な役割、日本にはない気がする~

プリフェクトはみんなの鏡でなければならない

プリフェクトって、先生に怒られるようなことをやっちゃいけないんです。
そんなことをすると、プリフェクトから降ろされる、ということです。
プリフェクトになったある生徒が、ジュースを飲みたくて校門の外へ出てしまいました。
そのプリフェクトは、保護者とともに先生に怒られ、結果プリフェクトをはく奪されました。
プリフェクトって、やる気だけではないようです。
日ごろの素行も大事、ってことですね。