レッツゴー!プロム!

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プロム(Prom)とは、ダンスパーティのようなもの

「プロム」とか「ボウル」とか、呼び方はいくつかあるかもしれません。
が、要はダンスパーティです。
この催し物の写真をみると、なぜだかいつも思い出す、

バック・トゥ・ザ・フューチャー!!

マイケル・J・フォックスが、お父さんとお母さんをくっつけるシーンがダンスパーティですよね。
まさにあんな感じです。
男子はスーツにタイ、女子はお化粧してドレス。
マレーシアの英国式インターナショナルスクールでも、開催されるんです。

卒業に先立って、催されます

開催の目的は、「卒業に先立ってのお祝い」ってところです。
小学部(プライマリ)はYear6で、
中高部(セカンダリ)はアッパーセカンダリ(Upper Secondary)すなわちYear9,10,11で、
プロムが開催されたりするようです。

小学部のプロムはママと先生のお手製ダンスパーティですが、
あなどるなかれ。
寄付金をつのって記念品を購入したりケータリングを予約し、
ボランティアママたちで景品を用意し、誰かのお兄ちゃんにカメラマンを頼み、
参加するのにチケットを購入しなくてはならないのです。
すべてのインターナショナルスクールが同じことをするわけではありませんのであしからず。

一方で中高部は、自分たちで全部用意します。
上級生が中心になって、ホテルの会場やビュッフェを予約し、出し物なんかを考えます。
参加するには、結構な値段のチケットを購入します。
プロムの前に彼女を作らなきゃ!と、みんな躍起です…。

厳か…とは程遠い、ディスコクラブかっ!

卒業に先駆けての催物といえば、日本でいう「謝恩会」をイメージしてしまいますが、
激しく違いますっ!
保護者は入室禁止なので、実際の会場内を見たことはないのですが、
写真や動画を見せてもらうと、なんじゃこりゃー!
入口がすでにクラブです…。
ピタッと閉められた扉から先に進めるのは、チケットを持っている人だけ。
その先の薄暗い部屋からは、時折漏れるミラーボールの光。
実際の会場は、食べきれないほどのビュッフェに、耳がおかしくなるほどの爆音サウンド。
踊り狂ったり食べまくったり、出し物を見て大笑いしたり。
そんなかんじで、すっごく楽しいらしいんです。