マレーシアのインターナショナルスクール事情
マレーシアにインターナショナルスクールは現在約140校ある!
日本人が海外移住したい国のトップをつねに飾るマレーシア。
理由は、「治安が比較的良い」「食事が日本人に合う」「物価が安い」「ビザがとりやすい」などだそうで。
日本のテレビでも、「マレーシアが移住したい国No.1」とか、「Gacktも住んでる!」とか紹介されております。 https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2019/019345.html
2019年現在、日本人は2万3~4千人ほどがマレーシアに住んでいるそうで、
リタイヤ後の長期滞在や駐在のほか、個人事業主さんや母子留学などで来られているようです。
そのお子さんたちは、JSKL(ジャパニーズスクール イン クアラルンプール)だけでなく、
インターナショナルスクールにも通っています。
じゃ、そのインターナショナルスクールはマレーシアにいくつあるかといいますと、
なんと約140校!だそうです。
学校名詳細は以下リストをご覧ください。
https://schooladvisor.my/international-schools
ちなみにマレーシアには日本と同じく公立校、私立校があります。
が、これらに入学するには、マレーシア国籍が必要です。
だから日本人はJSKLか、そのほかのインターナショナルスクールに入学するんですね。
英国式カリキュラム採用校は約110校、なんと8割もある!
なぜたくさんあるインターナショナルスクールのなかで、英国式もしくはケンブリッジ式と呼ばれるカリキュラムのインターナショナルスクールを選ぶ人が多いのか。
それは、英国式カリキュラムのインターナショナルスクールは約110校、全体の8割と、圧倒的に多いからでーす!
ちなみに英国式ではないインターナショナルスクールもマレーシアにはありまして、
- IB(バカロレア)式
アメリカ式 - オーストラリア式
- カナダ式
- フランス式
- ドイツ式
韓国式
日本式(先述のJSKLも、マレーシアから見ればインターナショナルスクールという位置づけです)
ほかにもいろいろありますが、IB式以外はどれも1、2校ずつしかないでーす。
英国式インターナショナルスクールの義務教育終了試験が「iGCSE」
英国の高校生はYear11になると、
GCSE(General Certificate of Secondary Education)という、
義務教育終了資格試験なるものを受けます。
マレーシアに8割もある英国式インターナショナルスクールでは、
最終年(Year11)を終える証として、義務教育終了試験(=GCSE)のインターナショナル版(=iGCSE)を受けます。
iGCSEはケンブリッジ・アセスメント(Cambridge Assessment)というUKの教育機関が主催しております。
英国式インターナショナルスクールに進学したならば、卒業するまでに必ず通らねばならない道です。
ちなみにYear11だけで受験するのではなく、
準備が整った科目はYear10でも受験したり、14歳を超えていればYear9でも受けることはできます。