iGCSEを受け終わったら、どうするの?後編

中高生(Secondary)

続き~。

2.学びたいことが学べる場所をピックアップする

えー、「なぜ学びたいか」が分かり、「何を学ぶか」を決めたら、
学びたいことが学べるのはどの大学のどの学部なのか、
就きたい仕事が資格を必要とするなら、大学ではなく専門カレッジに行く、
などなど、方向性が固まってくると思います。
そしたら、行きたい場所をいくつかピックアップしてみましょう。
そして、その詳細条件を並べてみましょう。
並べて比べてみることで、必要とする教科やレベルの幅がわかってきます。

iGCSEのあと、何を取得すればそこへたどり着けるのか、見えてきましたか?

3.その学部の合格条件、その大学の留学生の条件を把握する

もし学びたいことが大学の学部にあるようでしたら、
その学部の合格条件をよ~く確認してください。
細かく書かれてあることも見落とさないように。

また、海外の大学にとって我々日本人は「留学生」ですから、
学部の合格条件とは別に、大学が留学生に求める条件もチェキラ!
よく見かけるのが、英語の資格です。
英国の大学は「IELTSのスコアもしくはそれと同等なスコアを提出せよ」と書いてあることも。
「英語、理解できる?しゃべれるよね?」っていう確認かなー。

iGCSEの次は「Aレベル」、だけじゃない!

今回いろいろ調べる中、「Equivalent」という単語が何度も出てきました。
「同等の」という意味です。
世界中に大学はたくさんあり、各国が提供している試験は違います。
イギリスだったら試験一発のAレベル、カナダなら内申が重要なCIMP、
オーストラリアなら内申と試験が半々のAUSMAT、などなど。
で、どの試験も「同等」という置き換えや読み替えができるようなんです。
例えばiGCSEの次にAレベルを受けずにCIMPプログラムを受けて、スコアをゲットする。
そのCIMPスコアを読み替えて、カナダには行かずイギリスの大学に行く、って感じです。

この、「読み替えができる各国の試験」って、何がどう違うの~~??
ざっくり、ホントにざっくりいうと、「得意な方法を選べる」ということみたいですよ。
一発試験が得意ならAレベル、コツコツ毎日の積み重ねが得意ならCIMP、
どっちも半分ずつ得意、という場合はAUSMAT。
それ以外にも、
もっとハイレベルといわれているIBや、
もっと勉強範囲が具体的な各大学のファウンデーションコースなど、
自分の勉強のスタイルにあった道へ進むことができるんですって。

iGCSEの次を考えるための3つの要素と並行して、
自分の勉強スタイルはどの試験で一番結果を出せるか、も考えよう!