iGCSEを受け終わったら、どうするの?前編

中高生(Secondary)

iGCSEが終わったら、インターナショナルスクールも終わります

ここ数か月、iGCSEが終わったら次はどうするの?を調べていました。
「高等学校卒業証明書」を持っていない日本人が、
iGCSEのスコアを取得したあとどうすればいいか、
インターナショナルスクールを卒業する半年前から調べ始めていることになります。
なぜこんなに早くからなのかというと、
次に行くカレッジを早々に決めているマレーシア国籍を持つ生徒たちが結構いたからです。
ただあせってるだけじゃ~んっっ!

iGCSE本番がすべて終わったら、インターナショナルスクールもほどなくして卒業です。
今回は、「インターナショナルスクールを卒業したら、次はどうするの?」という、
ちょっとリアルなお話をします。
長くなりそうなので、前編と後編の2部作でお届けしますよ~!

次はどうする?を考える前に

「次はどうする?」を考える前に、
お子さんは「なぜまだまだ勉強したいの?」の答えを見つけていますか?

日本ではこの答えが出ないまま、
「とりあえず大学に行く」という選択もできるのが事実です。
日本の大学は「文系」か「理系」さえ決めてしまえば、
大学受験科目はどの大学も「ほぼ同じ」です。
さらに一般受験なら、高校での成績は「カンケーないね」(柴田恭平風)
だから「とりあえず受験」ができるんです。

しかし、海外の大学たちは、ココが日本と致命的に違います。
入学許可をもらう際、「各大学各学部」で条件が違います。
求められる取得スコアも違えば「必須/推奨科目も違うから、
学びたい学部の条件を先に把握しておかないといけない。
そして、学部によっては、iGCSEのスコアを見るという条件もあります。
だから「とりあえず受験」がムズカしいんです。

あ、ちなみにAレベル受験の履修科目は普通3科目、最大でも4科目ですが、
選択肢は、言語を除いても30科目以上あります。
ほら!

そこでいまさらなのですが、この本、おススメです。
「なぜまだ学びたいのか?」を考えると、
「なにを職業にして生きたらHappyか」にたどり着くと思うので。
これ、13歳よりも17歳くらいで読むとイイ!

おススメしておいて何なんですが、
それぞれの仕事に就くための「ヤマ」を知っておく感じで読めばイイかと。
人生何が起こるかわかりませんからね!

iGCSEの次を考えるための3つの要素

それでは行ってみましょう!
iGCSEの次を考えるために、3つの要素を抑えよう。

1.何を学びたいか?の方向性を固める

さて、「なぜまだまだ勉強するのか」について答えが出たお子さんは、
やっとスタートラインに立ちました。
でも「学びたいこと=答えにたどり着くのに必要なこと」だとわかったから、
もう95%くらい考え終わったも同然です。楽勝楽勝。
では、その「学びたいこと」が学べるのは、どんな学部かな?

UKの大学だけではありますが、方向性を知るために、たとえば
The Complete University Guideというウェブサイトなどの
「学部一覧(Subject Guides)」なんか見てもイイかもしれません。
でもその学部でできることが、各大学各学部によって違いますから、
興味のある限り、かたっぱしから詳細を見てね!
自分の学びたい分野が絞れてくるのではないかと思います。

あ!長くなりすぎちゃった!!
あと2つの要素は、後編にて解説していきます~。