iGCSEの結果は、お金を払えば採点し直してくれる!?

中高生(Secondary)

iGCSEの結果スコアが納得いかないとき

この記事は、ケンブリッジ・アセスメント(Cambridge Assessment)という
UKの教育機関が主催しているiGCSE試験についてのお話です。

えー、やましいお話ではありません。
これは正式に認められている、 「結果に対する問い合わせ」です。
ケンブリッジ・アセスメントのウェブサイトにも、正式に書いてあります。
ケンブリッジ・アセスメントでは、結果を受験者に返却する前に、十分な品質チェックを行っています。
だから、結果はおそらく正しいと思われます。
では、どういう時に問い合わせをするのか?

iGCSEでは、選択問題だけでなく、記述問題が結構あります。
英語や歴史・経済の問題だけでなく、
数学や科学にも記述問題や、答えるプロセスに加点がある問題が出るわけです。
その記述は、もしかしたらもう1点くれてもいいのではないか?
その1点でスコアが変わるような結果の場合、問い合わせしたくなるでしょ?
答案用紙の返却は無いので、具体的な主張は難しいかもしれませんが、
あと1点でAからA*(エースター)にスコアが変わるような場合、問い合わせが発生するわけです。

お金を払えば再採点ができる!?

問い合わせには、できる問合せと、受け付けていない問合せがあります。
ケンブリッジ・アセスメントのウェブサイトに、問い合わせ可能詳細が書かれています。
「この答案に対する問い合わせ」なんていう、ざっくりな問合せ方法ではなく、
自分のケンブリッジ・アセスメントのID/PWでログインして、
問い合わせたい科目の、問い合わせ箇所を詳細に特定して、ウェブで申請するみたいです。
そして、 問合せにはお金がかかります。
そうだよねー、だってお手数だもん。
試験の要綱を変えるような訂正が入る場合以外は、払ったお金は返さないと言っています。
てことは、訂正が入ったらお金は返ってくるのか!?

スコアが変わらないかも。悪くなるかも。

もし 問い合わせをして、訂正が入ったら、再採点用に払ったお金は戻ってくるらしい。
ただし、その時あなたのスコアは変わっています。
スコアアップすれば万々歳だけど、スコアダウンもあり得ます。
ひぇ~っ!お金が戻ってきてもスコアダウンって、ちょっと悲しい…。