iGCSEの試験は持ち込み可能!カシオの計算機
なぜかみんな持ってるカシオの計算機「fx-570MS」
日本の誇る精密機器メーカー、カシオが計算機を世に生み出したのは1957年だそうです。
これまで何気なく使ってきた計算機も、カシオだー!
マレーシアの本屋さんで売っている計算機はなぜだか カシオ(CASIO)ばかりです。
学校内には教科書や文房具、制服などが売っている「本屋さん」が必ずあって、
そこにも計算機は売っているのですが、それも カシオです。
しかも「fx-570MS」ってヤツ。
だからなのか、みんなカシオのこの型の計算機を持っています。
どの計算機を買ってもいいのに、です。
カシオ、すごい!
四則演算をするために計算機を使うのではない!
えー、中高生(セカンダリ)になると、数学や理科の授業や試験で計算機を使って問題を解きます。
あ、ただの四則演算は計算機では解かないですよ。
サインとかコサインとか、「それって大人になっていつ使うの~?」って疑問だった、
ああいう計算をカシオの計算機を使って解くんです。
なので、計算機もテンキーだけではなく、いろいろな記号ボタンが沢山ついているんです。
おそらく、ですが、
iGCSEの数学や理科(化学・物理)の計算は 高機能で高性能な計算機でないと解けないので、
その分野の計算機シェアはカシオの寡占状態である、ということなのではないかと。
iGCSEは回答の導き方を問いており、計算そのものを問うていない
なぜiGCSEというオフィシャルな試験に計算機を使っていいのか?
それは、数学や理科(化学・物理)においては 回答の導き方を問いているのであり、
計算そのものの正確性などを問うてはいないからです。
なるほど。
どのように式を立てるか、どの道のりで回答を出していくか、が大事であり、
その式や方法が正しければ、筆算や計算の正確性は別に重視してないよ、
だからカシオの計算機使っちゃいなよ、という感じでしょうか。
問題の本質に直球で切り込んでいる感じのスタンス、イイのではないでしょうか。