iGCSEの模試、「モック(Mock)」が始まる!

中高生(Secondary)

iGCSE受験が5/6月の学校は、その年の1月が模試!

えー、ご無沙汰しております。ちょっと帰国してTOKYOを満喫しておりました。
さて、良い年をお迎えになられたことと思います。A Happy New Year 2020!!

Year11で、 5/6月が本番受験の英国式インターナショナルスクールでは、
1月にモック(Mock)と呼ばれる模試が行われると思います。
年末年始を祝っている場合ではなく、もはや 日々復習あるのみ!です。
日本の受験生は、受験直前の正月は無いに等しいですが、
マレーシアでもこれ然り!なんです。
塾も12月のうちに「苦手強化克服!●日間どっぷりコース」みたいなものを開催したりします。
これも日本みたいですね。

モック(Mock)と呼ばれる模試は、1か月続く!

そもそも「モック」ってどういう意味でしょう?
ウェブデザインの青図や施策段階のものを
「ワイヤーフレーム」とか「モックアップ」って、いいますよね?
そんなイメージです…。
ケンブリッジ辞書には、このように書かれています。

mock : not real but appearing or pretending to be exactly like something,

そうなんです!
本物ではない試験=模試ってことですね。あースッキリ。
モックは本番さながら、学校内の本番を行う会場にて、本番のように1か月以上かけて行われます。
自分の受験する教科がいつ試験なのか、学校が公開する試験日程を自分で確認し、備えます。
たいてい8教科前後受験するため、 1か月のうち8営業日以外は自習が多くなる、ということです。
でもこの自習、大事よ!
各教科の各トピック(単元)を復習し、過去問をやる時間なのです。
ちなみにちなみに、授業料はTerm1と同じ金額です。
納得いくんだかいかないんだか…

模試は学校が主催だヨ!

iGCSEの「モック」という模試は、ケンブリッジ・アセスメントではなく、 学校が主催します。
学校の先生方が試験問題を作ります。
作るって言っても、iGCSEは過去問を完璧にこなすことで満点が狙えるように、
過去問の類似版が出題されたりする感じです。
先生が問題を作ることで、 教え切っていないトピックを排除して問題を作成できます。
だから、「この単元、知らないよ~」というようなことにはならないんです。

これはちょっと驚きなんですが、
本番までにまだ時間があるため、モックが終わった後も、まだまだ授業は続くのでして、
モックを行う段階ではまだ習っておらず、モック後に初めて習うトピック(単元)もあるんですよ!
本番までにホントに間に合って全部教えてくれるのかね?と思いますよね?
間に合う学校と、間に合わない学校があるんですって。塾の先生が、言ってた!

間に合う学校は、ホントにギリですが全部教え切ってくれます。
間に合わない学校は、ほとんどの生徒が塾に行きます…。塾で教え切ってもらうんですね~。
学校見学の時点で「うちの学校は間に合いませんよ!」なんて豪語する学校は無いと思いますので、
学校の近くの塾の先生の情報を事前に仕入れておくとよいかと。