コースワークって、なんだ?
中高生(Secondary)
コースワークとは、長い期間を使って仕上げる作品
iGCSEには、学科試験が実施可能な科目だけではなく、
美術・体育・音楽・テキスタイル・デザインテクノロジーなど、
「どうやって試験して、どうやって点数つけるの?」的な科目があります。
これらはたいてい「コースワーク」と呼ばれる、
一発試験ではない方法と組み合わせて試験が行われます。
例えば美術。
大作を1日で作れる人はまずいませんよね。
Year10から約1年かけて、構想を練り、何十枚もの絵を描き、
それらを組み合わせてアーティスティックな作品に仕上げていきます。
この作品は、Year11のiGCSE美術本番を期日として仕上げます。
一発試験だけで判断しない
えー、美術は1年もの時間をかけて対策を1つ完成させるとお伝えしましたが、
これだけがiGCSE美術の提出物ではありません。
iGCSEの本番試験3か月前くらいから、
もう1作品の構想を練り始め、制作に着手します。
そして本番では、
2時間+休憩+2時間=4時間×2日の合計8時間で、
続けてきた制作を完了させます。
一発試験だけで判断しないというか、判断できないというか、
もはや一発試験は無いというか。
コースワークは大変!
コースワークはこのようにけっこう時間がかかるし、制作物が多いです。
なので、一発勝負で終わる科目だけに絞る生徒は結構多いです。
コースワークのある科目をいくつも取ってしまうと、ホント終わらないって。
その上英語・数学・理科(物理・化学・生物から1つ)は必須なので、
絶対一発勝負の試験も受けなくてはならないので、
そのための勉強もしなくてはなりません。
コースワークのある科目は慎重に選んでくださいね!