iGCSEは大学入学資格ではありません！

iGCSEのスコアは、高校卒業証明でしかない

日本だと、 高校卒業証明書＝大学入学試験受験可能　ですが、
英国式インターナショナルスクールにおいて、
iGCSEのスコアは、 ただただ高校を卒業できたという証明なだけです。
しかも最低5科目「合格」していないと、クリアならず、です。
iGCSEには「不合格」というスコアもあるんですよ～
というわけで、大学に行きたい場合は、大学入学資格が必要です。
以下のような流れで、もちょっと勉強することになります。

大学によって、GCEAレベルではないスコアが必要かも

Aレベル(General Certificate of Education – Advance Level)は、
英国をはじめとした様々な大学への入学資格になっています。
USにはSAT、オーストラリアにはAUSMAT、カナダにはCIMPなど、入学資格はそれぞれあります。
そしてその入学資格を得るための試験に費やす時間は、それぞれ違うみたい！
Aレベルは15か月～18か月必要なんですが、AUSMATやCIMPは12か月とか。
さらにさらに、Aレベルは100％試験だけでスコアが決まりますが、
AUSMATやCIMPは、試験結果のうち数十％がスコアに加味され、残りはカレッジのテスト結果だとか。

ちなみに日本の高校資格を持っていなくて、
日本の大学に入学したい場合、GCEAレベルやほかの同等スコアが必要です。
って、文科省が言ってた！（名探偵コナン風）

道のりが遠いからこそ、やりたいことがハッキリしてくる

iGCSEで最低7教科を選択し、合格し、
そこから次は最大5教科まで絞り込んで勉強し、Aレベルに臨む。
選択すれば、iGCSEの試験科目で経営や会計の基礎を学べちゃうし、
やりたくない勉強は、すでにもう選択してないんです。
逆に言うと、やりたいことに猪突猛進することになるのでは？と思います。
高校生のうちから決められないかとは思いますが、
だんだんやりたいことがハッキリしてきて、晴れて大学生になる。
道のりは遠く、険しそうですが、イイではないですか！