iGCSEはどこで受験するの?
iGCSEは、その学校の独自の試験ではありません。
学校は試験問題を作りませんし、結果スコアは個人のものです。
iGCSEはケンブリッジ・アセスメント(Cambridge Assessment)というUKの教育機関が主催しております。
日本でイメージするならば、センター試験のような感じですかね~
センター試験なら、試験会場は地域の大学だったりしますが、
iGCSEは?
試験会場は学校だけじゃない!
試験は、 ケンブリッジ・アセスメントに登録されている教育機関が実施します。
マレーシアにある「ケンブリッジカリキュラム」とうたっている学校は、
このケンブリッジ・アセスメントに登録している教育機関なんです。
英国式インターナショナルスクールは、たいてい登録教育機関なので、学校で受験が可能です。
じゃ逆に、インターナショナルスクールに通わないとiGCSEが受けられないか、というと
そうでもないんです。
ケンブリッジ・アセスメントに登録している教育機関ならどこでも受験OKなので、
たとえばクアラルンプールにある、ブリティッシュカウンシルでも受けられます。
今通っているインターナショナルスクールで受験する
英国式インターナショナルスクールに通っている場合は、学校ですべての教科を受験できます。
授業を行っていない科目でも、学校によっては受験の申し込みから試験会場を学校の中に用意してくれます。
試験会場は、学校の体育館や集会場などで「受験生を隔離して」「試験官が巡回」しながら行います。
受験科目は個人によって違うので、「オレ今日マレー語のiGCSEなんだー」「オレ今日は普通の授業だゼ」などありえます。
必須科目以外は、1つの会場で複数教科の試験を行うことも、ありえます。
ケンブリッジ・アセスメントに登録されている教育機関で受験する
さて、興味深いのはこっち。
ケンブリッジ・アセスメントに登録されている教育機関でも受けられること。
マレーシアには、いわゆる学校に通わない子がいます。
それは金銭の問題よりはむしろ、合う合わないの問題でして、
ホームスクールが欧米と同じく存在します。
ホームスクールは塾と学校の中間のような役割を持っていて、
iGCSEが受験可能なホームスクールもあります。
ケンブリッジ・アセスメントに登録している教育機関として、
上記ホームスクールや塾、先述のブリティッシュカウンシルやカレッジでも受験できます。
塾やカレッジは受けられる場合とそうでない場合があるので、確認が必要です。
あ、インターナショナルスクールに通いながら、こういった外部教育機関で受験する子たちもいます。
例えば数学。学校の要求するレベルに達しなかった場合、難しいほうの数学は自分で外部受験できます。