英国式インターナショナルスクールの学年の数え方
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ことふりにたれど、学年の数え方おさらい
もうみなさんご存知かもしれませんが、
英国式インターナショナルスクールの学年は、日本と3つの違いがあります。
- 日本より1年早く小学校が始まります。
学期の始まりは9月なので、
小学1年生なら、9月時点で5歳であり、翌年の8月までに6歳になる。 - 義務教育は16歳まで。
プライマリは日本の小学校と同じく、6年間通いますが、
中学校と高等学校は「セカンダリ」とひとくくりで、5年間通います。
日本は中学と高校合わせて6年間通いますから、合計2歳の差が生まれることになります。 - 学校は卒業資格を発行しない。
日本は小学校も中学校も高等学校も、
教育程が終わると卒業証書という卒業資格をその学校が発行してくれますよね。
英国式インターナショナルスクールの場合、卒業資格は、iGCSEという統一試験の結果です。
さらに大学に進学したい場合は2年かけてAレベルを獲得しなくてはならないので、
日本と同じく18歳までは、大学へは行けないんですね。
そもそもことふりにたれど、能力に合う学年を選べる
これまたみなさんご存知かと思いますが、
英国式インターナショナルスクールは、子供の能力にあった学年からスタートできます。
一般的な学年の決め方を3つご紹介しま~す。
- プライマリからの入学は、みんなと同じ年の学年に入ることが多い。
個人差があるので絶対ではありませんが、
英語で生きているこどもだって、プライマリ1年生時点で英語が堪能というわけではないんです。
日本語しか話せなくても、子供が小さいうちは、周りと同じ学年で入学していいよ。
ってことです。 - 学年が上がるにつれ、英語の能力によって学年を決める。
プライマリの英語以外の教科は「ベイビーか?」というくらい簡単なレベルなので、
英語がある程度わかるようになったら、学年を下げて入学しても、あとで「スキップ」ができます。
学校の先生と相談して、決めます。 - セカンダリからの入学は、英語ができなければ学年を下げる。
セカンダリから本格的な勉強が始まります。
英語が分らないと、授業についていけないです。
日本で勉強してきたこどもは、数学と理科のレベルが高い。
でも残念ながら英語のレベルは低いので、学年を下げるよう促されたりします。
Year10からはiGCSEのための授業となるため、英語が普通に理解できていなければキビシーんです。