とにかく本を読む、たくさん本を読む

英語

英語の先生に1日30分本を読むように言われております

子供の通うインターナショナルスクールの英語の先生は、かつて東京のブリティッシュ・インターナショナルスクールで教壇に立っていたそうで、学年に1人しかいない我々日本人にとてもフレンドリーです。毎学期先生と生徒と親と3者面談を行うのですが(今はコロナウィルスのためにオンライン3者面談ですが)、そのたびに、しかもだんだん強く、先生は「本を毎日読みなさい」と唱えます。「毎日がどうしても難しいなら、1週間のうちの5日間だけでいいから読みなさい」と、妥協案も提案してくれました。さらに「1日30分が苦痛であれば、20分でいいから読みなさい」と、「続けること」が大切であるといいます。いや、マジその通りです。この際本が嫌いだの言っている場合じゃない!セカンダリ―で英語の先生が強く薦めるということは、英語の学力がもっと必要だということなのでしょう。生きていく上での読み書きや話し英語だけではなく、iGCSEを受けることを視野に入れた、学力としての英語に達するには、まだまだ道のりが長そうです。

英語が第一言語ではなかった友達も、本をたくさん読んだそうです

お友達に、赤ちゃんのうちから英語圏で生活してきた韓国の方がいます。彼は今となっては英語はネイティブレベル、母親がハングル語でしゃべりかけても英語で返すような、姉弟では英語で会話するような、でもハングル語もわかるといった状態です。彼はiGCSEの英語(First Language)はA*(エースター)を獲得していました。一体どうやったらそうなったんだ?彼が教えてくれたのは、幼少期からたくさんの英語の本を読まされてきたとのことでした。彼の英語の実力を知ったのは、うちの子のライティングの添削をしてくれた時でした。うちの子が少しでも良い評価をもらえるように友達として助けてくれたのですが、文章の言い回しが全く英語ネイティブでした。例えばよく言われる「なぜ日本に来たの?」は「Why did you come to Japan?」ではなく「What brought you to Japan?」という感じなんです。さらに「この場合この単語ではなく、あの単語を使うべきだ」と、言語の正確性にも長けていました。彼曰く、日本語で考えて書いたうちの子の英語って、「変」なんですって。

目標は、本のような英語が書けるようになること

先生や友達の薦める「読書」とは、その表現をそのままその一文で覚えてしまう、とか、そのシチュエーションではこの単語を使うんだと覚えてしまう、とか、そういうことなのではないかと思っています。学力として「変」じゃない英語を使いこなせるようになるためには、本のような英語を読み書きできるようになることなのかなと、先生の思いを受け取ってみております。ちなみに子供は自主的に「音読」をしています。オーディオブックなどを聞いてから「音読」すると、正しい発音になるので、より良さそうです。今回は本をリスペクトしておりますが、本には書かれない「しゃべるときの英語」も英語圏で生活するには必要不可欠ですけどね。