保護者も英会話力UP!:まずは「過去の記憶」を消そう

英語

「過去の暗記した記憶」を忘れることから始めよう!

えー保護者の皆さん、かつて中学や高校でたくさんの英単語を覚えたことと思います。
私もその一人。一夜漬けで覚えて試験が終わると忘れる、の繰り返し…。
今それらの単語をまだ覚えていますか? え?ほとんど忘れた??
よかった!!

まだ記憶があるようなら、過去に暗記した英単語をまずはいったん忘れましょう。
なぜなら 英単語は一問一答では日本語に変換しきれないからです。
そして覚えた受験英語の多くは、普段の話し英語を含んでいなかったからです。

これからは、「こんなシチュエーションの時にこういう単語で話すんだ」という風に、覚えましょう。
過去の記憶は忘れて、話すために必要な英単語を新しく覚えようってことです。

「シチュエーションで単語を使う」って、こういうこと!

たとえば、学校のお友達ママに "How are you going?"と挨拶された。
そのシチュエーションが訪れたら、あなたはなんていうか?

Good. You?

たとえば、エレベータに一緒に乗った知らない人が、下りるときに "Have a nice day!"と言ってきた。
そのシチュエーションが訪れたら、あなたはなんていうか?

Thanks, you too.

たとえば、オリンピック2020の開会式チケットが当たった友達がいた。
そのシチュエーションが訪れたら、あなたはなんていうか?

I'm jealous.

このたった一言を言えるかどうか、が実はとても重要だと思います。
最初から長いセンテンスを英語で話す必要はありません。
まずはそのシチュエーションに合った一言が言えるようになることから始めましょう。
いちど言えたら、次からは絶対言えます。そしてどんどん言いたくなる!

日常使うけど、日本人が習ってこなかった英単語を調べよう!

そのシチュエーションが訪れた時のために、なんて言うかを調べておけば大丈夫!
自分で「言いたい一言」をググりましょう。

たとえば、「変な奴!」と言いたいとき「変 英語」とググれば、
strange, weird, funnyなど、いくつか出てきます。こんな感じで。

Google Translateではなく、辞書でもなく、その単語にまつわるコラムを読みましょう。
学校でならった”strange”はどういうときに使うか、
日常会話では、”weird”(”ウィード”と発音します)が使われている、などを
まとめて知っちゃいましょう。

もし言いたい単語が思いつかないときは、
ネイティブが使う英単語や表現を解説しているコラムを流し読みする。
使えそうな表現は、メモっておくとイイ。
個人的には以下の2コラムがおすすめです。
「ネイティブが使っている」という裏付けがあるのがイイ。

あ、ちなみにそのシチュエーションがやってきたとき、初回は成功しないかもしれないです。
でも大丈夫!
そのシチュエーションの2度目が訪れたときに成功すればイイんです!

簡単な日本語を英語にしよう!

毎日独り言って、絶対言っちゃうよね?
その独り言を英語で言ってみよう!
独り言をなかなか言わない方は、以下の本の最後の「練習問題」をやってみてください。
簡単な英作文を1秒で作る練習ができます。

答えと完全一致していなくて大丈夫!
この練習で習得すべきことは、自分の考えた英語がパッと口から出てくることなんです。

騙されたと思って、一度やってみてください。