マレーシアの教育コスト:iGCSE向け塾

英語

日本の大手塾のようなものは、無い

えー、「iGCSE向け塾に毎月どのくらいおカネがかかるか」をお伝えする前に、
塾って、どんな規模をイメージしたらいいか、を把握していただければと思います。

iGCSEでいい点数取らないと、大学進学にそのスコアを使うんだもんね、
そりゃ、代ゼ●とか河合●とかのような、でっかーい塾があるんでしょ。
と思って探したのですが、どうも無いっぽい💦

分校も展開しているiGCSE向け塾というのはあるのですが、
足を運んでみると、まるで学習塾のような出で立ちです。
そして1クラス10人前後の少人数制が多い。
体験入学をする前に、責任者とお話もしてみました。
ほとんどが、教室の責任者=先生です。日本の大手塾のように組織化していないんだー

「学校のみんなが通っている!」と言われている塾を1つ紹介します。
コチラです。

あと、ちょっとびっくりしたのは、オンライン塾です。
オンライン英会話ではありませんよ~
もともと家庭教師派遣をやっているようですが、
オンラインで、iGCSE向けの授業をマンツーマンで教えてくれるというサービスもあるんです。
iGCSEの英語(第一言語)のオンライン授業は、
1回60分で100リンギットから(=3000円弱)と、なかなかイイいお値段です。
コチラです。

月謝は日本より安いかも!

詳細な値段は塾によりますが、
1教科90分で月だいたい200リンギット(=6000円弱)が相場のようです。
英語は120分で月300リンギットとか、オプションなどもあるので、すべてがこの限りではありませんよ~。

先に教科のお値段を言ってしまいましたが、
それ以外にも初期費用や手数料、デポジット(戻ってくる)料金などが設定されている場合もあります。
とはいえ初期費用を合計しても、200~300リンギットくらい(=6000~9000円弱)です。

施設は?というと、
たいてい「ショップロット(Shop Lot)」と呼ばれる、3階建ての長屋のような古い建物に入っています。
あまりきれいではないかもしれませんが、勉強する分には問題ありません。
そしてショップロットには電車が隣接していない場合が多いので、保護者の送迎が必要になります。

先生は、iGCSEやAレベルに適した学歴をお持ち💛

そんなに安いと、先生や授業の質はどうなの?と疑問を持ちますよね。
意外にも、先生はなかなか良い学歴の方が多いんです。
UKの大学を出てたり、博士号をもっていたり。
塾もそれを「ウリ」にしているんでしょうけどね。

で、教え方や授業内容についても、「安かろう悪かろう」というわけではなさそうです。
塾によっては、問題集作成が実は本業だったりするトコロもあって、充実した授業だったりもします。

塾に通えば絶対に成績が上がるという保証はありません。
あくまでも本人のやる気が必要です。
でもね、
iGCSEでA*(エースター)を自力で取るのがどうしても難しい教科なんかは、
塾で最後の10点をレベルアップさせ、A*に到達する、という方法もある、ということなんです。

とはいえ、先生や授業の質が合わないようならば、即刻辞めたほうがいいです。