【番外編】Unconditional Offer後の入学手続き
入学する大学を決めたら、UCAS上で入学を確定させる
ども!こんにちは。全ての大学から結果が届いたのち、入学する大学を決めました。UCASでポチッとするだけです。何だか簡単すぎて、本当にこれで入学できるの?と疑心暗鬼でしたが、UCAS上で「入学確定です!」といった感じの画面が出てきて、早々に大学からメールが届きましたので、本当に入学できそうです。今回のお話は、ロンドンの、とある大学に入る場合の出来事ですので、入学する大学によって状況が異なることを事前にご了承願います。
大学から直接メールが届いたら、大学と直接手続きを進める
さあ、大学から直接連絡が来たので、そのメールの案内に従って入学手続きを進めます。5月初旬から手続きを開始し、8月初旬にすべて完了しました。
大学のウェブサイトにログインして各種書類を用意
大学の入学生用サイトにログインののち、学部へのデポジット(前金のようなもの)を30万円ほど払いました。これは授業料の一部を先に払う感じで、後で全額払うときにデポジット分は差し引かれます。
前金を払って寮の申し込み
イギリスの大学は大抵、1年生は大学の寮に入ります。この寮の申し込みが殺到するので大変です。期日に寮の予約が一斉にオープンするのですが、一瞬で安い寮から埋まります。え?今入学が確定している人ってそんなにいる?とビックリでしたが、よく考えてみたら、条件付き合格をもらっている学生もたくさんいるはずで、その人たちも先に寮だけは申し込んでいるらしい。7月くらいに「8月中旬のAレベルの結果が出た翌日にキャンセルされた寮を解放するので、変更したい方はどうぞ!」という案内がありました。
手順として、まずは大学へ寮への前金(Residence Pre-payment)を8万円くらい払うと(デポジットとは別です)、寮へのご案内サイトにアクセスできるようになりました。申込日に、早い者勝ちで入りたい寮へ申し込みます。ほんの2時間出だしが遅れただけで、入りたい寮は全部埋まっていました。寮の申し込み変更は1回だけできるので、キャンセルが出たら入りたい寮を狙うしかない。いったん第二希望の寮を申し込んでおきました。数日後、全ての寮は埋まっていました。あっぶねー。ちなみに寮のお値段は3~4万円/1週間です。ちなみにロンドンでFlat(一人暮らしの部屋)を検索したら、もっと高かったです。学生寮に感謝!
授業料が払えるだけの残高証明(Bank Statement)
さあ、ここでうちの大黒柱の出番です。大学によるかもしれませんが、親の銀行口座に十分な預金額があることを証明せよとの事。十分とは、1年間の授業料くらいの預金額を指していました。日本の銀行で英文での残高証明を出してもらいます。張り切って用意したのですが、「Unconditional Offer(無条件合格)」という理由で、結局提出しなくてよくなりました。
ビザの申請から取得まで
大学合格通知(=Unconditional Offer)が出たら、UCASで「CASナンバー」なるものが取得できます。このCASナンバーを持ってVFS(Visa facilitation Service)のウェブサイトで英国ビザの申請手続きを開始します。東京は新橋のVFS窓口にてパスポートを渡し、1か月後くらいに入国許可スタンプを押したパスポートを返却してもらい、日本での手続きは完了です。渡英後、このスタンプを持って正式にビザを取得する必要がありますけどね。
お伝えしたいことは3つ。1つ目はスタンプをもらうためのCASナンバーは、大学合格通知(=Unconditional Offer)が出てからしか発行されないということ。2つ目は入国日の3か月未満からビザ申請を開始できるということ。そして3つ目は、スタンプを押してもらうのに1か月かかるということです。
全ての手続完了予定が見えたら飛行機を予約
どうやら日本の大学のような厳かな「入学式」なるものは無く、「オリエンテーション」が大学の始まりのようです。大学に入寮日と退寮日を聞いてみたところ、以下のとおりでした。
入寮日:オリエンテーションの前日まで
退寮日:1年間の授業の全過程が終わった後、寮から出なくてはならない最終日
ちなみに退寮日は、来年の6月中旬。1年生が終わるまで、クリスマス休暇なども寮に留まっていいみたい。なので、飛行機の往復チケットは、入/退寮日に合わせて予約しました。
さあ、イギリスへ出発だ!
これで全て準備が整い、いよいよイギリスへ出発です!そしてこのお話もここで幕を閉じます。
これまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。少しでも皆様のお力になれたなら幸いです。それでは!