進路を変えるという選択肢もある

マレーシアでA Levelを受験するということ

学期が始まるごとに少しづつ生徒が減っていった

どうも皆様こんにちは。今日は非常に前向きな話なんです。主に難しい数学(Further Maths)のクラスなのですが、最初は50人くらい受講していました。おそらく彼らは数学をもっと勉強したい!とか、iGCSE数学で良い成績を取って「いける!」と感じたに違いありません。しかしながらAレベルの難しい数学は、多分日本のトップレベルの理数系大学を受験するくらい難しいのです。カレッジが始まって最初の学期が終わるころ、学校から「今履修している科目をを止める場合は次の学期が始まるまでに連絡ください」とお達しがありました。そして2学期には数人、難しい数学のクラスから名前が消えていました。名前の消えた人たちはカレッジにはまだ在籍していたので、Aレベルの受験科目を4科目→3科目に変えたのかな?まあ、それも一種の「決断」です。だって、行きたい大学が「難しい数学」を必要としていたら、その大学は選択肢から無くなってしまうのですから。

ASレベルの結果が出て、知り合いがカレッジを去っていった

2021年6月にASレベルを受験しました。そのあと次の学期が始まるのですが、そこでも少しクラスの人数が減りました。ASレベルを受験してみて、「厳しい」若しくは「違う」と感じた若者たちがいたのでしょう。そして2021年8月にASレベルの結果が出ました。そのあと知り合いがカレッジから居なくなりました。ASレベルの結果が思わしくなく、もしA2レベルの受験結果が良かったとしても、取れるスコアの限界が見えたのでしょう。Aレベルとは、ASレベルの結果とA2レベルの結果の合計でスコアが出ますから、ASレベルの結果がすでに思わしくないと、どんなに頑張ってもAレベルで良いスコア(AとかA*)はもう取得できないことが明確なのです。次回ASレベルをリテイクするという選択肢もありますが、AレベルではなくAUSMATに変更したり、マレーシアの大学受験に焦点を合わせなおしたりするならば、今すぐにでも決断したほうがいいのです。

人生は選択肢だらけだ!

一昔前の日本人からすると、人生は軌道修正のほうが難しいのではないかと思ってしまうのですが、今はそんなことはないのです!人生は選択肢だらけなのですから、「この道ちょっと違う!」と思った時が決断するときなのかもしれません。Aレベルで培ってきた勉強は、ドロップアウトしたって役に立つに違いないですし、自分が幸せになる道に軌道修正できたのならば、それでいいじゃあないですか。優柔不断にも決断が遅れて後で後悔するよりは、よっぽど今決断したほうが有益です。人生は、売る/買う決断が遅れたら後悔する株価に似てるなぁ、って思うんですけどね。