初めてのQuarantine

マレーシアでA Levelを受験するということ

それは物理の実験試験で起こった

このパンデミックの中ですが、iGCSEやAレベルの試験は続行されています。もちろん、SOP(Standard Operating Procedures)をバッチリ守って試験を行います。今日は物理の実験の試験日でした。タイムテーブルには何やら特記事項が書かれていました。「受験者は試験終了後、監視下に置かれた(=隔離)部屋に移動してください」と。おおっ、これは!初めてのQuarantineです。まだ渡航者のQuarantineも経験していないのに、まさかASレベル試験で経験するとは!
えー、以前iGCSE/Aレベルのテストは世界的に実施するので「Key Time」があるお話をしたことがありますが(まだご覧になっていない方はコチラ)、今回は試験ゾーンの違いによる「Key Time」ではなさそうです。だって、試験が当日2回に分かれて実験室で行われるんだもん。

実験室の収容人数に限りがあるため、試験が終わった生徒を強制管理する

いわゆる「理科」の範疇である「物理」「化学」「生物」には、実験の試験があります。これらの試験の会場は実験室でなくてはならず、実験室に全員入り切らないため、2回に分けて同じ試験を行うんです。で、同じ試験なので漏洩してはいけないから、先に試験を受けた受験者は、試験終了後、違う部屋に連れていかれます。そして実験室で次の受験者が試験開始するまでは、管理下に置かれる=隔離されるわけなんです。隔離の間は、電子機器を触ってはいけないそうです。ノートや教科書などは見ても良いので、違う勉強をしたりして待ちます。次の試験が始まったら、解放されます。