コロナ禍でもカレッジの定期テストはOn-lineでやる!

マレーシアでA Levelを受験するということ

コロナ禍でもカレッジは定期試験、やります!

こんにちは!日本のコロナはだいぶん落ち着いているような気が(勝手に)していますが、どんな塩梅でしょうか?マレーシアは10月13日あたりから第二波と思われる1日数百人超えの新規感染が見受けられ、再度在宅勤務やオンライン授業に切り替わっております。実際新規感染者は、クアラルンプールの位置するマレー半島ではなく、東マレーシア島で爆発しているわけで、比較的平和な毎日なのに学校は100%オンライン授業、という状態の中、定期試験(Semester Exam)がやってまいりました。さあ、どうする?って、試験やりますよ~。でも、どうやって?

On-siteは禁止。On-lineで定期試験を受ける!

オンライン授業とは、学校へ行かず家で受ける遠隔授業を指しますが、その逆つまり、学校へ行く場合は、「オンサイト」って表現したりします。サイト(Site)とは「Place」の意でして、しかるべき場所を指すのです。マレーシア政府は現在オンサイト授業を禁止しているので、オンラインで定期試験を受けますよ~。その際、気になることがいくつかありますよね?

  • 問題用紙はどうやって配布されるの?
  • 回答はどうやって提出するの?
  • 不正はどうやって未然に防ぐの?

日本だったらどうするのでしょう?マレーシアのすべての学校が行っているかどうかは不明ですが、以下の方法で気になる3点を回避してテストを受けているんです。

  • 学校が Exam.netというサイトを使用する。生徒は事前にログインを済ませておき、時間になったら先生が問題用紙を該当生徒にExam.net上で見える状態にして、テスト開始。
  • Exam.net上で記入して提出する場合もあれば、自分で白紙を用意し、筆記したのち、CamScannerというスマホの写真をPDF化するアプリで PDFを先生に送信(=提出)する。
  • 一人ひとり「試験につかうデバイス」 「本人が常に映っているカメラ」を用意し、先生とアングルなど事前に合意しておく。試験中、先生はこのカメラから不正の無い様監視する。

そうなんです!オンライン授業が始まる前に、学校に指定されたこれらのアプリのインストールやログインを自分のPCやスマホにセットしてありましたので、試験も問題なく受けられるんです。学生にもなれば「スマホ」と「ノートパソコン(カメラ付き)」は必須です。無くては勉強がはかどりません。あとはWi-Fiかテザリングして、静かな場所を見つけるだけ!

自分のための試験だから、ズルしても意味が無い

正直、どうしても不正をしたきゃ、できます。例えばカメラの死角にあんちょこを用意するとか?でもそれに何の意味があるのでしょう?定期試験とは結局自分がAレベルで良い結果を出すための途中経過確認でしかないので、不正をして学校のテストでいい点数をとっても、Aレベルの試験では同じ不正は難しい、というだけです。ズルしても意味が無いんですね。あ、スカラシップを獲得している生徒が悪い結果をだしてしまうと、スカラシップをはく奪されちゃうかも、ってくらいです。