Aレベルの勉強って、日本の受験生みたいだ!

マレーシアでA Levelを受験するということ

カレッジ初日からピリッと空気が変わった

ぶっちゃけ、iGCSEの勉強をしていたときは、
言うても「楽しく」勉強していました。
真剣に授業を聞けば理解できるし、友達と教え合うことも可能な難易度でした。
レベルとしては、「それほど難しくない」挑戦だったのではないかということです。

でもね、Aレベルは違います。
カレッジが始まった当日、18時まで学校から出られませんでした。
日本で言うたら「入学式」に当たる日ですよ。
もちろん海外では「入学式」「始業式」「終業式」などの「儀式」はありませんから、
何をしていたかというと、オリエンテーションのあと、
Aレベルの概要について、明日から始まる授業について、それぞれの科目について、
みっちり説明を受けたそうです。

日本の受験生、みたいだ(Official髭男dism風)

入学翌日から授業開始です。
今マレーシアはコロナウィルスの制限期間中(RMCO)なので、
授業は毎日学校で受けることができません。
週の半分は学校で、あとは家にいてオンラインで授業を受けます。
とはいえ、毎日朝8時から、お昼の1時間休憩以外、1秒も休む間なく16時まで授業です。
それから帰宅し、翌日までの提出物や宿題、内容理解を終えるため、自主的に勉強することになります。

例えば「Further Maths」という、難しい数学の授業なんかは、
難しすぎて一度講義を受けただけではなかなか理解できません。
先生には、「授業の1.5倍の時間、復習が必要だよ」と言われたそうです。
入学翌日から、いきなり勉強漬けになりました。
週末も、目覚めてすぐ机に向かって勉強しています。

おぉ、日本の受験生みたい。

人生のうち一回くらいは死ぬほど勉強したっていいじゃん!

Aレベルは最低3教科受けなくてはなりません。
そして、獲得したスコアを以て大学にアプライ(入学申し込み)を行い、
当然ですが、スコアが良い順に大学がオファー(入学許可)をくれます。

例えば「Further Maths」という、難しい数学の先生によると、
そもそも普通の「Maths」という科目もあるのだから、
「Further Maths」を受験する学生というのは、
100点を取れるくらい数学が得意な人ばかり、だそうです。
てことはだよ、
「Further Maths」は高得点を取る人ばかりなので、
100点をとらなくてはA*(エースター)を獲得するのは難しいそうです。
95点ですら、AかBになってしまうかもしれないんだって。
そんな人たちを相手に戦うんです。
人生のうち一回くらいは死ぬほど勉強したっていいじゃん!